
テントポールを長持ちさせるためのコツ
【キャンプライフの裏技】あなたは道具の正しい保管方法を知っていますか?テントポールを長く使うためのポイント
このシリーズでは、キャンプをより便利で快適にするための小技を紹介します。アウトドアのプロやベテランキャンパーが日常的に使っている「ちょっとしたコツ」をお届けします!今回は、テントポールの正しい保管方法を学びましょう。キャンプ道具を長く使うための秘訣をご紹介します。
テントポールのエラスティックロープ、ちゃんとケアしていますか?
テントはアウトドアでの宿泊に欠かせないキャンプの必需品です。だからこそ、自分のお気に入りのテントを大切に使いたいもの。でも、自然環境にさらされるテントは風や雨で傷んでしまいがち。正しいメンテナンスをしていないと、ポールが簡単に壊れてしまうこともあります。
例えば、よくある故障の一つが、テントポールに通っているエラスティックロープ(弾力性のあるロープ)が伸びてしまうこと。今回は、テントポールをできるだけ長く使うためのポイントをご紹介します。
キャンパーに聞いた!エラスティックロープの摩耗を防ぐための簡単なコツ
テントポールを長持ちさせるためには、正しい保管がカギを握ります。キャンプが終わった後、荷物を片付ける時に、テントポールを適当に扱っていませんか?
ポールを折りたたむとき、端から折りたたんでいることが多いですが、実はこれNG。正しい方法は、ポールの中央から折りたたむことです。
折りたたんだら、さらにコンパクトにまとめます。もし端から折りたたんでしまうと、ポール内部のエラスティックロープが一方向に引っ張られて、張力が不均等になってしまいます。
これを放っておくと、ロープが伸びたり切れたりする原因に。もちろん、時間が経つとロープのゴムは劣化しますが、ポールを保管するときにどの部分を折りたたむかを工夫するだけで、ポールの寿命を延ばすことができます。ポールの種類によっては、中央で折りたためない場合もありますが、できるだけ中央を意識して折りたたむようにしましょう。
(ウシダさん談)
テントポールが壊れたらどうする?自分でできる修理方法
エラスティックロープに気をつけていても、ポールが曲がったり折れたりすることはありますよね。その場合、もうポールを捨てなきゃいけないのかと思うかもしれませんが、実はまだ諦めるのは早いです!壊れた部品を交換すれば、再び使えるんです。
キャンプ中にポールが壊れたとき、便利な修理法を紹介します!
まず、壊れたポールの反対側にあるエラスティックロープを箸でつまみます。これをすることで、内部でロープが絡まるのを防ぐことができます。
次に、ロープをポールの端から引き出し、結び目をほどきます。結び目がきつくて手で解けないときは、ペンチなどを使うとスムーズに解けますよ。
その後、留め具(この例ではワッシャー)を外して、ポールの各部品を取り外し、壊れた部分を新しいものに交換します。
最後に、エラスティックロープを新しいポールに通し、元の順番に留め具や結び目を戻せば、修理完了です。
留め具が緩まないように、八の字結びなどで端を結んでおくと安心です。
テントポールの修理サービスを提供しているメーカーやアウトドアショップもありますが、簡単な修理なら自分でできる場合も。大切なキャンプ道具を長く使えるように、少し手を加えてみてはいかがでしょうか?
使うほど愛着が湧くキャンプ道具
キャンプ道具を何度も使っていると、どんどん愛着が湧いてきますよね。だからこそ、できるだけ長く使いたいと思うもの。テントポールの保管方法を見直すだけでなく、他のキャンプ道具も大切にしてあげることが長く使うコツです。
キャンプに行けない日も、少し手をかけて道具をメンテナンスしてみましょう。
https://www.kingcampoutdoors.co.jp/